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2009年11月11日

トレハロースシンポジウムから その1

林原生物化学研究所さん主催の「第13回トレハロースシンポジウム」に月曜日に行ってきました。


あんだんてはトレハロースを配合している縁でシンポジウムに参加させてもらっています。
主に保湿剤として活用しているものですが、トレハロースはあんだんてシャンプーの経時安定性についても不可欠の存在です。
髪の仕上がりのサラサラ感にも寄与しています。


しかしトレハロースの用途の内、化粧品用は微々たるものになっています。
化粧品用が極めて高価(食品用の数倍)で伸び悩んでいることもありますが、食品分野での普及が著しいことにあると思います。


シンポジウムの前半は基礎的な研究が多く、後半はトレハロースの用途に関するものが主でした。


非常に丁寧なシンポジウムで事前(招待時)に上記のタイトルと簡単な説明文が送られてくるとともに当日は要旨集(各テーマA4サイズ3ページ)が配布され、後日記録集(各テーマ5ページ程度)が送られてきます。


明日からは、個々のテーマで特に目に付いたものについて触れます。

2009年11月10日

学術講演会から その2

昨日に引続き化粧品技術者会学術講演会の話題です。


講演-U
『見た目の若さは「腸年齢」で決まる!』
(独)理化学研究所 知的財産戦略センター 辨野特別研究室室長
辨野義己氏


辨野先生はテレビでおなじみですが、わかりやすいお話でした。
「からだの内面からきれいにする」のは化粧品でも同じことが言われていますので大変参考になりました。


★腸年齢の若い人ほど、肌の悩みが少なく、体力・気持ち・容姿なども若い傾向にある。

★「腸年齢」の老化は、偏った食事、ストレスの多い生活、運動不足が原因で、腸年齢を若くするには、プロバイオティクスや食物繊維を摂取して、善玉菌の多い良い腸内環境にすることが大切。


先生が注力しておられるのは「腸内細菌の全容解明」、「腸内環境データベースの構築」で現在は研究段階から応用段階に進んできたとのことでした。


質疑応答のなかから
1 「どのヨーグルトがよいですか?」との質問をよく受けますが、
  「合うか合わないかは」自分で選ぶものです。
  
   現在700種類からあるので特定はできません。
  一週間くらい食べてみて体調がよくなれば、
  それがあなたにとって良いものです。

  
   化粧品(シャンプー)では、あんだんては
  「安全なものとはあなたに合っているもの」との見解
  とっていますが、同じことでした。
  
2 宿便の質問がありました。
  「宿便という言葉は医師の世界にはありません。」とのことでした。
  なぜなのかについては詳しく説明がありましたが、書き出したら
  大変なので省略します。
  私としては「なるほど!」と納得しました。

2009年11月09日

学術講演会から その1

先週、化粧品技術者会学術講演会に行ってきましたので、その中から特に気の付いたことに触れます。


この学術講演会は 1 化粧品と全く関係ないテーマ 2 化粧品に関係(間接的でも)テーマ
から構成されています。


講演-T
『ライフスタイルとカーデザイン〜時代のコンセンサスを求めて〜』
ARRK DISON 株式会社 
アークデザイン 副社長 志水 俊晴氏


「プリウスばかりがなぜ売れる?
マズローの5段階欲求説
★自己実現の欲求
★承認の欲求
★所属と愛の欲求
★安全・安心の欲求
★生理的欲求
の欲求を十分にみたしているからではないか?とのことでした。


燃費のよさもありますが、環境にやさしいものを使っているという気持ちも大きいのではないか?
これは自己実現、承認(ほかの人に認めてもらえる)、所属と愛、安心・安全の欲求をみたしているためでしょう。


これからはハイブリッド→電気自動車へどんどん移行して行くでしょう。
そのころになると「アナログ的感覚」に郷愁を持つ人も出てきて「ガソリン車同好会」みたいのができるかも?


ライフスタイル発想の実例としてヤマハスクーターを上げていました。
「奥さんを外へ」をテーマとしてスタート
奥さんがスカートでも乗れるものを追求している内にスクーターの形ができてきたとのことです。

なお、ワゴン車が多いのは日本だけのことだそうで、私としては初耳でした。

2009年11月06日

全国ネットだより

アレルギーの会全国連絡会さんより「全国ネットだより NO.60 2009.20.31」と「第16回アレルギーの会全国交流会」の資料をいただきました。


アレルギーの会全国交流会in京都は
第1部 12月5日(土) 第1部 交流会
 意見交換会とワークショップ

第2部 12月6日(日)
 第2部交流会 記念講演会
 講師 安部司氏(「食品の裏側」の著者)
 演題 〜はじめのいっぽ〜
 当日は展示・販売ブースも開場します。


あんだんては「第10回inくまもと」からNPOアレルギーネットワークさん経由で参加しています。
今年も協賛し商品はNPOアレルギー支援ネットワークさんのブースに展示していただくことになりました。

今回で7回目ですが、ここまで続けている会社は数社しかないのはさびしいです。(アレルギーの会全国連絡会さんの協賛会員が14社というのもすくな過ぎる気がします。)

2009年11月05日

疲労と疲労感

昨夜のNHKためしてガッテンは、 『世紀の大発見!頑固な疲れの原因“物質F”』でした。
「とても興味ある」というより健康面で「知ってよかった」という番組でした。

どうしても疲労と疲労感を一緒に考えてしまいがちですが、最近は「疲労を示す指標」が見出されたことで区別できるようになったようです。


『今年、国際的な学会で「疲労の主な原因」が判明したという衝撃的な発表が行われました。
疲労の原因と考えられる物質が見つかったというのです。それはFFと名付けられたたんぱく質。』


こういう指標ができたことで疲労と疲労感を区別することができ、疲労が蓄積しながら疲労感を感じないために過労になるのを防げるとしたら画期的なことだと思いました。


面白い実験もありました。 栗拾いで一方のチームには、終わったらステーキとビールが待っている、頑張るほど量が増えると教えておいたところ、一定時間経過後の疲労感が少ないと感じていました。

2009年11月04日

フェアトレード〜フェアトレードの認証とライセンス

今日は、化粧品技術者会学術講演会に行ってきたのですが、ふぇあうぃんずさんのメルマガが配信されたりしたので来週ゆっくりと書きたいと思います。


ふぇあうぃんずさんのメルマガ『貧困のない世界を作る!〜フェアトレードの話 198号』が今日配信されました。


今回のテーマは、“フェアトレードの認証とライセンス”


ここ3回のメルマガで「フェアトレードの認証」について解説してこられ、さらに詳しく解説したのが今回のメルマガです。
詳しくはメルマガを読んでいただくとして、私なりに今までの経過を含めて整理してみると次のようなことではないかと思います。

その複雑さには驚くばかりです。

★FLO:国際的なフェアトレードの認証機関の元締めのようなところで認証の基準を作りますが認証の実務は執り行わないし、まして買取などはしません。 
FLOというのは、Fairtrade Labelling Organizations Internationalの略


★FLO-CERT:FLOの作った基準に基いて認証をします。

★認証:生産者団体もしくはバイヤーが申請してFLO-CERTが認証します。


★流通段階での認証:輸入業者まではFLO-CERTの認証が必要で、フェアトレードラベルを使うためのライセンスというものも必要になります。


★国内流通段階:国内で商品を流通させる場合には、“Fairtrade Labelling Initiatives”と呼ばれるその国のフェアトレードラベルの認証機関からの認証が必要です。
日本であれば、フェアトレード・ラベル・ジャパンの認証が必要です。


★焙煎段階:焙煎は、フェアトレード・ラベル・ジャパンから製造業者としての認証を受けた業者が行います。小売もできます。


★卸段階:この焙煎業者がもし、消費者向けの商品だけでなく、業者向けの卸も行いたい場合、フェアトレード・ラベル・ジャパンから卸業者の認証を受ける必要があります。
コーヒー豆だけをどこかの業者に卸す場合に、この「卸業者の認証」が必要になります。


★ライセンス:認証と混同しやすい言葉に「ライセンス」がありますが、ライセンスは、フェアトレードラベルの使用権、ラベルを商品に貼付けできる権利のことで、各国のフェアトレードラベルの認証機関、日本ならフェアトレード・ラベル・ジャパンとライセンス契約することで、使用が許可されます。

2009年11月03日

アレルギーのメルマガより

1日に恒例のアレルギー支援ネットワークさんのメルマガをいただきました。


今年は
『身近なところにアレルギー児の親の会を!!

 
皆さんが住んでいらっしゃる地域には、アレルギーの会(患者会・親の会)はありますか?
信頼できる主治医の存在とともに、アレルギー児を持つ親同士の交流の場は、子育てをする上で心強い味方になってくれますね。アレルギー支援ネットワークでは、身近なところ(各地市町単位)に会を作り、その会が継続して活動できるような支援を行っています。』

という呼びかけを行っています.

今月号によれば
緑区のアレルギーの会につづいて、南区アレルギーの会・日進市アレルギーの会が発足したとのことで、その内容が報告されています。
 
この会の活動予定は次のようになっていて計画通り積極的に活動されている様子がよくわかります。 
緑区&南区 アレルギーの会 定例会(交流会)

こういう交流会が進むことは素晴らしいことで一層の発展を祈っています。

2009年11月02日

エコクイズ

先週の土曜日にフェリス女学院大学の大学祭に夫婦で行ってきました。
大学祭のエコ企画としてエコクイズ(キャンパス内の6ヶ所をまわりクイズに答えるもので正解率に」よって景品が変わります。)を実施しています。

4年前に協賛の依頼があったのを機会にクイズの商品として毎年「お試しセット」を提供しています。

当時は5〜6社が協賛していたと記憶していますが、今年は12社でした。
エコクイズも私どもが参加したのはエコクイズが始まって2年目だと思いますが定着して来た感じがします。
最初のころは学内のエコ施設に関するもので学内を廻れば正解を得られたのですが、最近は環境全般に関するもので普段から関心を持っていないと正解を出せません。


フェリス女学院は横浜では著名で私どももよく知っています。
ただ、女学院大学がこれほど環境保護に力を入れていることは4年前に参加して初めて知りました。
今年も第1回エコ大学ランキング(私立大学部門)で第1位となったと聞き、納得しました。


大学として環境に熱心ですが、学生さん自体が実に積極的に取り組んでいるのが特徴です。
4年前に接触があったときも学生さんが環境にやさしい会社をインターネットで検索して「あんだんて」に電話をかけてこられました。(2006年11月9日の日記

2009年10月30日

自動車革命 第2回

10月20日の日記自動車革命 第1回 トヨタ 新時代への苦闘を取り上げたのですが、第2回 スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者についても遅ればせながら話題にさせてもらいました。


日産自動車が社運をかけて電気自動車の開発に当たっていることは色々なところで報道されていますが、今回は中国のメーカー(大手電池メーカーもあれば農村部の町工場まで)や米国での異業種企業の参入(グーグルなど)を取り上げていました。


中国の電池メーカーでは1回の充電での走行距離を長くするために車両重量が2トンになっていました。
これではとても動かないと思えるのですが、日本の技術者(日産?)が試乗してみると電気自動車としての加速性能もそこそこあるようです。


この報道のなかで一番気になったのは中国政府の姿勢です。
リチウム電池用のレアメタル(希少金属)の埋蔵量が多いので金属単体として販売するのを禁止し電池の形でないと輸出できないように進めているようです。

日産自動車の車のノウハウと中国の電池メーカーとの組み合わせで世界の電気自動車を席捲しようと狙っているものと思われます。


自動車革命という意味では10月28日のNHKクローズアップ現代 「“自動車”激変 現場でなにが」も興味深い番組でした。

自動車部品も金属加工品から電子部品に変わりつつあり、部品メーカーが苦悩している様子が描かれていました。
わかりやすい話ではアクセルは、従来は機械的にガソリン量を制御していたのを今は信号を送って制御していました。

2009年10月29日

脳の活性化

ある年代になると“脳の活性化”は大きな問題で、関連する番組があると気をつけてみています。
10月21日の日記で“脳のアンチエイジング”について書きましたが、昨夜のNHKためしてガッテン 「記憶脳を刺激する!最新科学ワザ」も大変興味深い番組でした。


特に興味を持ったのは次の部分です。
『もの忘れは「情報が頭に入らない(=覚えられない)」ために起きるように思われがちですが、実は一番の問題は「情報は頭に入っているのに、うまく引き出せない(=思い出せない)」ことにあったのです!』


これは脳のACC(前部帯状回)という部分が大きく関わっていることが最近の研究で分かってきたそうです。

また、『何かを覚えるときに、「言葉」だけで覚えるのではなく、映像を「イメージ」しながら覚えると、ACCの働きが活発になるのです。』と解説されていました。

実際の記憶テストでも15項目の行動を覚える時に単純に言葉を覚えようとした場合と、実際の行動をイメージしながら覚えると正解率が大幅にアップしていました。


今回の番組をみて勇気付けられたのは年をとっても工夫次第で脳の活性化がまだまだ可能ということでした。

2009年10月28日

フェアトレード〜提携型フェアトレード「シリンゲ村物語」

ふぇあうぃんずさんのメルマガ『貧困のない世界を作る!〜フェアトレードの話 197号』が昨日配信されました。


今回のテーマは、“提携型フェアトレード「シリンゲ村物語」”


前回まで認証型のフェアトレードについて解説してきたのですが、今回は提携型フェアトレードの例としてネパリバザーロが発売した「シリング村物語」について書かれています。


詳細なレポートなので読んでいただくのがベストですが、要点だけを書くと次の通りです。
ネパリバザーロ  
 ネパリバザーロは、ハンディクラフト(雑貨)や衣料品、食品をネパールから
  フェアトレードで輸入している組織。ここは、生産者から直接買い取ったり、
  生産者と共に日本で売れる商品の開発を行ったりしているため、提携型のフェアトレードの組織です。
 横浜に直売店verda があります。


●新しいコーヒー生産者を見つける
 ネパリバザーロが開発した経過が書かれています。
 昨年(2008年)から昨年(2008年)、韓国のNPO「ビューティフルストア」が
 扱うようになって規模が拡大できました。


●シリンゲ村について
 電気が1日2時間程度しかこないので全ての作業が人力です。
 ネパリバザーロは、世界一の買い取り価格で生産者から
 コーヒーを買い取っています。


●「人力」で作って運ぶコーヒー
  30kgのコーヒーを背負って道路のあるところまで運びます。
  距離は日本人の足では8時間(現地の人はその半分くらいの時間)
 
●「シリンゲ村物語」は、深煎りのフェアトレードコーヒー
 ネパリバザーロが従来発売していたヒマラヤンワールド・コーヒー
  は、浅煎りでしたが、シリング村の豆は深煎もできます。
 特色を出すために深煎りにしています。 

2009年10月27日

化粧品マーケティング総覧 その2

昨日は、「化粧品マーケティング総覧2009年度版の調査結果概要」から化粧品全体の動向について引用しましたが、今日は、あんだんてに関係深いヘアケア、販売ルートなどを引用させていただきました。


化粧品全体に占めるヘアケアの割合は2008年度で18.4%、2007年度18.5%で大きな変動はありませんでした。

市場成長性の2008〜2013年度の予測では、男性化粧品市場が拡大傾向にあり、ヘアケア市場は微減、メイクアップ市場、スキンケア市場は横ばい、フレグランス市場は縮小傾向となっています。


取扱い化粧品の内、有望と考えられる製品(ヘアケア)は次の通りです。
シャンプー  :27.6%
トリートメント:24.1%
ヘアカラー  :10.3%
リンス    :6.9%

この意味では、あんだんてではシャンプーの次にトリートメントを美容室の方々と共同開発したのは時代のトレンドに合っていたと思います。
一方では各社がシャンプー、トリートメントを有望分野として注力してくるので競争の激化が予想されます。


販売ルートについては
「流通別に見ると、一般品流通、通販品流通が引続き好調である一方、訪販品流通や制度品流通は厳しい状態が続いている。
一般品流通ではドラッグストアが牽引しているので各社がこの分野の強化に注力している。」
とされています。

あんだんての場合は、発売1年後(今から7年前)からホームページで直販を始めたのが功を奏しているのだと思います。

2009年10月26日

化粧品マーケティング総覧 その1

矢野経済研究所さんから「化粧品マーケティング総覧2009年度版の調査結果概要をいただきました。毎年の調査に協力しているのでいただくものです。


化粧品全体の動向
日経の記事から7月15日の日記(不況と化粧品)では
『最近の例では2008年度の化粧水などスキンケア用品の出荷額は前年度比ほぼ横ばいで、口紅などメーキャップ用品は1.8%のプラス2009年度4月は前年同月比でそれぞれ5%増えています。』
と書きましたが、


今回いただいた調査結果概要では
『化粧品市場は、不景気に強い業種であると言われてきたが、2008年秋以降の景気後退の影響を受け、微減(前年比99.6%の2兆3,144億円と推計される。)となった。』
とされていますが、前年度比は以下のようであり、他の業種の落ち込みと比較すると不況に強い方ではないかと思います。


各年度の前年比
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
99.5%   101.2%  99.9%   100.9%  99.6

2009年10月23日

日本郵政 その2 新社長

日本郵政の新社長に斎藤次郎氏が内定したと報じられました。
大蔵事務次官を経験された方なので実力のある方なのでしょう。
人事は適材適所がベストなので元大蔵省出身というだけで天下りと問題にするほどのことはないと思います。


ただ、麻生首相が「元官僚であっても必要なときに適材適所で活かす道を閉ざしてしまうのは如何なものか?」と含みを残したのに対して「抜け道を作るだけで麻生さんは本気で脱官僚をする気がない。」と猛反発し袋だたきにしたのは他ならぬ民主党とマスコミだったと記憶しています。


現に日銀問題などでは政府提案の人事を拒否し続けた割には、自分の都合のよいときには素人目に奇異に感じる人事を押し通したものです。


もっとも民営化の流れに逆行するような施策で臨み、民間で決めた人を権力で排除するような環境で社長を引き受けるような方が民間にはいるとも思えません。
他に打つ手がなかったので昔の縁でご本人を口説き落としたのが本当のところではないかと私は推測しています。

2009年10月22日

日本郵政 その1 温泉旅館ビジネス

昨日、日本郵政の新社長が内定しました。
そのことは明日ゆっくり書くとして今日は西川社長排斥するきっかけとなった「かんぽの宿」について考えてみたいと思います。


今日のNHKクローズアップ現代は、“なぜ客が殺到?激変 温泉旅館ビジネス”でした。

NHKのサイトから引用すると
『長引く不況で消費者の財布のヒモが固くなっている今、独自の戦略で人気を集めている温泉旅館やホテルが各地に現れている。ほとんどは宿泊代が1万円以下。しかし、安いだけでは満足できないという消費者の心も満たすため、特徴のあるサービスを導入しているのが特徴だ。効率化のため仲居や布団敷きはやめる一方、食事などに力を入れるところ。平日に客を呼び込むため「地元客」向けのサービスを導入しているところ。女性客やペット連れの客に絞っているところ。いずれも、従来の「マス消費者」向けのサービスから脱却した戦略を打ち出そうとしている。秋は温泉旅館にとって一年で最も大事なかき入れ時。変わる消費者の姿とそこに向き合うビジネスの最前線を伝える。』


温泉という特長があったとしても、これだけの厳しい試練に晒されています。
最初に紹介されたのは伊藤園グループです。

ここのいくつかには宿泊したことがありますが、365日同一価格で飲み放題つき10,000円未満です。

元は結構しっかりした旅館、ホテルでしたが、倒産したしたために伊藤園グループ入りしたものです。
実際に宿泊してみてコストパフォーマンスの高さを感じます。(バイキングのところが多いのはコスト的にやむを得ないのかも知れませんが、なかにはバイキング以外の例もあります。」


さて、こういう環境下で見てみると「かんぽの宿」の中途半端さが気になります。
実際に行ったことがないので詳しくは分かりませんが、立地条件、外観やインターネットでみる限り(特に価格面)とても太刀打ちできない感じです。
しかも一括売却でなくなったので、なおさら苦しいと思います。相変わらず年間50億円の損失を出しているのではないかと危惧しています。

今回の番組では紹介されませんでしが、企業の保養所を転用した四季倶楽部もあります。ここは元保養所だけにこじんまりしてしていてなかなか快適です。