NPOアレルギーネットワークさんの会誌「あんだんて」から5月26日に書いた「味な提言」の続きです。
このコラムは、名古屋短期大学 保育科 教授 小川雄二先生が書いておられます。
今回のテーマは、 “見通し力と自信を育てる〜食のお手伝い” です。
幼児を食事作りなどに参加させることの意義をわかりやすく説明しておられます。
『 』内は引用部分です。
『ものを作る作業を体験することで、子どもたちは見通し力が育っていきますが、料理作りはとりわけ有効です。
また、その出来栄えを褒められることで、人の役に立つことの喜びを感じますし自信もつきます。』
「お手伝いをする子どもほど道徳観・正義感が充実している」という生涯学習審議会の答申もあるとのことです。
『お手伝いや食における共同作業によってまわりが見えるようになり、自分をコントロールできる社会性が身につくのでしょう。』
さらに次の指摘は特に示唆に富んだものだと感じました。
『最近の食は、「お金を払って便利に済ます」ものが多くなっています。
しかし、プロセスのなくなった「便利なもの」は、子どもの育ちの環境を崩しているのかも知れません。
(中略)「お金で済ましてしまう価値観」を子どもに伝えてしまってよいのでしょうか?』


